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松翁会歯科診療所

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クリニックブログ

やっぱりすごい

5月12日、13日は東京神田で阿部晴彦先生のセミナーがありました。治療用義歯装着のデモンストレーションが行われました。上顎の土手が吸収していて難しいケースでしたが、粘膜調整材を駆使しての義歯周囲の調整や正しい後方辺縁の吸着のさせ方を間近で見ることができました。下顎義歯吸着セミナーと銘打って他ではセミナーがよく行われているが、舌姿勢が良ければ吸着するのが当たり前で、舌姿勢が悪ければ吸着しないと常々おっしゃられています。このセミナーは毎年、違う患者さんでデモをしていただけるので勉強になります。同じことをやっているはずなのですが、毎回新しい発見、気づきがあります。再受講を何年もする方が多いのもうなずけるものがあり、ある意味本セミナーの特徴かもしれません。私自身はインストラクターの一人として、再受講ルームでプレゼンをさせていただきましたが、阿部先生からもコメントがいただけてありがたい時間となりました。成長することは楽しいものですので、成長していけるように日々何かしらをつかみ取っていければと思います。御年81歳になられる阿部先生ですが、やっぱりすごい。(長谷川)

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アドラー心理学とエディ・ジョーンズ

 Facebookをぼーっと見ていたらたまたま雑誌Numberの紹介記事を見つけた。記者はアドラーの考え方と日本ラグビー界に奇跡をもたらしたエディ・ジョーンズのそれとが似ていると思い、インタビューを申し込んだという。エディさん自身はアドラー心理学に興味があるわけでも意識しているわけでもないようだ。記者が「アドラーもこう考えていますけど。」と尋ねると、「全く同感です。」と答えていた。記事の中で私が興味をひかれたのは「ハードワークが自信を生み、自信がつくことで習慣になる」というくだりだった。そこで、「ハードワーク」という書籍を購入した。2015年ワールドカップ南アフリカ戦にまつわる報道されていない興味深いエピソード、ラグビーを離れた時の過ごし方などが満載だ。多くの成功者と呼ばれる人たちが読書家であるように、エディさんも多くのビジネス書を読むそうだ。ビジネス書はだいたいみんな同じようなことが書かれているのだが、それでもなぜ読むのか。なかなか面白い答えが述べられている。日本代表ヘッドコーチの職を離れ、現在はイングランドのそれを務めていらっしゃる。前回のワールドカップでパッとしなかった同国だが、エディさんが就任すると6ネイションズで優勝するなど快進撃を続け、世界ランキングも2位まで浮上させたようだ。ラグビーはフィジカルなスポーツだが、メンタルも非常に重要だという。日本の負けぐせ意識をどのように解いていったのか。南アフリカ戦勝利に浮かれる選手たちをどう抑えて、彼がベスト試合と位置付けているサモア戦に結びつけたのか。南アフリカ戦の終盤でキックによる同点狙いではなく、スクラム選択で逆転狙いでいった瞬間に、選手はリーダーを超えたと思ったという。「心配は物事を解決することはない」などの人生訓も心に響く。ウィキペディアで調べてみるとコーチとしては決して順風満帆であったわけではないようだ。何回か読み返したくなる価値のある本だというのが、個人的感想。ハードワークを続けないと、やがて衰退してしまうのはラグビーも歯医者も同じか。(長谷川)

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総義歯、有歯顎フルマウス咬合セミナー

4月8日、9日は阿部晴彦先生主催の総義歯、有歯顎フルマウスのための咬合セミナーが東京神田で行われた。今回もインストラクターの一人として参加した。役割は主に再受講生の分科会で症例を提示することと、受講生の症例に対してコメントすることである。阿部イズムを長年実践され、常に高いレベルで臨床を行われてきた江東区開業の上川明久先生を中心として行われてきている。今年も活発な議論、情報交換を通じて、お互いのレベル向上に繋がればと思う。
今回は買い替えたばかりのパソコン(Panasonic CF-SZ6)で初プレゼンした。動画がサクサク動くことは無論、パワーポイント上で動画を変換しなくても直接貼り付けられ、様々な編集ができるのがありがたい。特に画像範囲(時間ではなく)のトリミングができるのがさらにありがたい。軽くコンパクトなのでビジネスバッグに入れて持ち運ぶのも苦にならない。バッテリー駆動時間も長い。
一人で臨床をしていると、どうしても情報の偏り、情報量の限界が出てくる。これを補うには、多くのドクターの前で症例を提示しながら、討論をお願いするのが有効だと思う。今回は貯留嚢胞を伴うサイナスリフト(上顎洞底挙上術)の是非について、経験者のドクターや口腔外科専門医から貴重な情報を得ることができた。他のドクターからも「楽しい時間だったですね」と言ってもらえた。(長谷川)

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東北人の気骨

3月25日、26日は新潟県三条市開業の榎本紘昭先生と秋田県湯沢市開業の佐藤直志先生のジョイントセミナーに参加してきました。阿部晴彦先生(仙台市開業、81歳)が総義歯を中心とした補綴全般のエキスパート、榎本先生(74歳)は咬合を含めたインプラントのエキスパート、佐藤先生(67歳)は歯周病のエキスパートとして日本の歯科界をリードしてきた方々です。今回の演者2人は若いころから阿部先生と繋がりが深いという事情もあり、3人で会いたいという意向もあって実現した講演会でした。なかなか2人の講演を同じ機会に聞けるというのはないものです。榎本先生は発想がやテクニックが常人ではまねできないほど高く、それでいて本人曰く「私はまだまだ伸びしろがある」とおっしゃっていました。佐藤先生は通常の大規模な講演会では言わないような、米国留学時の裏話や哲学的な話までされていました。阿部先生を含め高齢になっても常に進化し続ける姿に、東北人の気骨に、感銘を受けました。(長谷川)

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英語セミナー参加

同時通訳者の横山カズ先生のリスニングとスピーキングのセミナーに参加しました。こうした類のセミナーには即効性は期待できないことが多いと思っていましたが、横山先生は頭のいい方で、すぐに使えるノウハウを伝授していただきました。本当にものになるのには、たゆまぬ練習が必要ですが、リスニングやスピーキングの考え方という点では、参考になるものがありました。特に後半のスピーキング参加者は、高校の英語の先生や通訳者の方も多く、これを英語でなんというを、さっと回答される方が少なくありませんでした。TOEIC900点とった、英検1級とった、じゃ、その後どうする?といった視点でもお話いただけました。反応スピードをあげる。この単語をど忘れしたらどうする、といったことを楽しみながら練習するとよいとおっしゃっていました。最後は、受講生の高校の先生の一人が、日本語で何か適当にスピーチするのを横山先生が同時通訳をするという実演をしていただけました。もっとレベルが上がれるように精進したいと思います。(長谷川)

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阿部晴彦咬合セミナー始まりました。


3月11日、12日、阿部晴彦先生の咬合セミナーが今年も始まりました。9ヶ月間の長丁場です。阿部先生がデモンストレーションを行う実際の患者さんは男性で顎の骨が上下とも吸収し難しいケースでした。若いころにボクシングで歯をなくされたそうです。阿部先生が今後どのように諸問題を解決していくのか、見どころ学びどころ満載のセミナーになりそうです。(長谷川)

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英語勉強法

最近外国人患者さんが増えた。ほとんど毎日誰かしら来院される状況だ。英語を意識的に勉強してきて役に立っている実感はあるが、まだまだへたくそだ。英語勉強法には各人にあった方法があるのかもしれない。私の場合現在の立ち位置としては、英検1級は持っているものの、報酬がからんだ責任ある通訳をやるにはかなり実力不足という感じだろう。元米空軍パイロットだった人に週一で90分の個人レッスンをしているが、昨夜もちょっと込み入ったことを説明しようとすると、文法は滅茶苦茶、表現自体が不自然、表現形式がワンパターン、イメージを英語に変換するスピードが極めて遅い、などの欠点がいやでもわかってしまう。そんな私でも、救いになってくれた、あるいはこれから救いになってくれそうな本が書店に並んでいる。松澤先生の本は正しい発音ができて、多読をすれば聞き取り能力があがるというものだ。発音セミナーは新宿カルチャーセンターなどでやっていて、松澤先生から、いろいろと指摘していただけた。これのおかげで、試験のリスニングは95%程度になれたといっても過言ではない。聞き流しは時間の無駄なのは多くの英語学習者と同じだ。横山先生はFacebookで友達申請を受けて初めて知ることができた。さっそく先生の本を購入した。音読というと孤独の作業でむなしい思いはぬぐえなかったので避けてきたきらいがあるが、続けられるように様々な工夫がなされている。TOEIC400点~とあるが、やってみると15分間の音読は結構きつい。Amazonの書評だと批判も書かれているが、例文は様々な文法や表現が網羅されていて実戦で役に立ちそうなものばかりだと思う。同時通訳者の頭の中という最後に書かれているコラムにはしびれた。横山先生のセミナーも3月にやるというので、早速申し込んだ。(長谷川)

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全体治療(フルマウス)のシミュレーション


欠損部のインプラント治療を希望されている患者さんの術前シミュレーションを蝋(ワックス)で行っている様子です。実際にはこれの型をとり合成樹脂を流して固めて白い仮歯に置き換えたりするので決して赤い歯が入るわけではありません。下の前歯を削らずにそのままで行おうとすると、上の前歯はかなり出っ歯になってしまいます(写真右上)。下の前歯を被せもので形を修正するといいあんばいになりそうです。こうした作業を診断用ワックスアップと呼んでいますが、診療台で患者さんに直接行う治療行為以外の歯科医の仕事です。技工士さんではありません。と、師匠の一人である阿部晴彦先生の教えを極力守るようにしています。写真にあるようないくつかのパターンを用意し、患者さんの説明に役立てます。こうした作業はある程度まとまった時間が必要なので、診療が始まる前の早朝、診療が終わってから終電までの時間、休日などに行っています。やってみると、あーでもない、こーでもないと思っているうちに、はまってしまいどんどん時間が過ぎてしまいます。(長谷川)

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外国人講師講演会


2月5日(日)は品川にあるコクヨホールで外国人歯科医師の講演会に行きました。シリア出身でモスクワの大学を出て、アメリカのロマリンダ大学で学び、サンディエゴに住み、メキシコ国境近くで研修施設を持ち、起業家で自家用ジェット機を持っている方でした。アメリカンドリームを実現されているといった感じでしょうか。内容はインプラントに関連する解剖の話でした。英語は逐次通訳で行われました。朝の9時半~昼休憩1時間を挟んで夕方4時半までの講演と質疑応答を通訳された九州のM先生には頭が下がりました。あの集中力はなかなかまねできません。白人とモンゴリアンとでは顎骨の大きさが違うのか、日本人にはそのまま適応できる部分は少ないと感じました。文化の違いも改めて感じました。ランチョンセミナーも行われ、インプラント形状のさらなる開発をテーマに長崎大学の研究が紹介されました。研究方法も進んできており、より安全、安心なインプラント開発につながればいいなと感じました。(長谷川)

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ネルソン・マンデラ

昨年末に読み終わった本です。フットボールのアレックス・ファーガソンやその他各界の偉大なリーダーと言われている人たちが異口同音に尊敬する指導者として挙げているのがネルソン・マンデラです。この本を読む前は、南アフリカの人種差別撤廃を成し遂げた人くらいのイメージしかありませんでした。幼少の頃の割礼の話、法律事務所で働いていたこと、様々な人の協力を得ての活動、多くの黒人が白人に殺される事件が多い中で非暴力主義の理想論で人種差別撤廃を成し遂げられるかという葛藤(破壊工作は必要なのではないか)、逮捕、牢獄でのエピソード(我々は政治犯なのだから凶悪犯よりは待遇をよくするべきだなどの上層部への交渉、テニスコートや畑を作らせた、海で魚介類を捕って、海岸で鍋をやっていたら王族の結婚式のラジオ放送があって料理の紹介があり、自分たちの今食べている食材と一緒じゃないかと看守らと大笑いした、本で勉強は常にしていた)、解放されてからの目標達成までの苦悩と情熱が描かれています。牢獄では気持ちが折れそうになるのではないかと思うのですが、常に前向きに日々状況を改善していこうとする様子、特に政治活動関連だけでなく、長い牢獄での生活そのものを他の収容者のためにも改善するように粘り強く交渉する様子は読みごたえがありました。牢獄の暗いイメージを払拭する態度に対して、興味深く読むことができました。約800ページありましたが、知らなかったエピソード満載で楽しむことができました。(長谷川)

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