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松翁会歯科診療所

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クリニックブログ

再生療法の結果

 半年前に欠損部へのインプラント埋入と隣の歯の歯周組織再生療法を同時に行いました。天然歯は当初、根っこを支えている骨が少なくなっていて動揺していましたが、最近になって、動揺がおさまり、患者さんには咬めるようになったと喜んでいただけました。術前と術後半年のCT画像を比較してみました。歯とその周囲の骨の断面像では再生療法効果が確認できました。術前の骨の吸収の深さ大きいですが、欠損部は骨壁に囲まれていたのと欠損の幅が小さいので再生療法には向いているケースだと思います。最近、患者さんの電話での問い合わせが多いですが、万能な方法はなく、再生療法も適応症の選択が大事になってきます。(長谷川)

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阿部晴彦先生咬合セミナー

 6月15日、16日は阿部晴彦先生の咬合セミナーが行われました。通常の症例相談会に加えて、杉並区開業のU先生考案の新装置が紹介されました。いろいろな歯科医が様々な発想を持っていながら診療していることに驚きを禁じえませんでした。時代はどんどん進んでいきます。常に現状に満足せず、もっとこうしたら、あーしたらと考えることは大事なことだと改めて痛感しました。(長谷川)

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根面被覆と再生療法を同時に

 ピエゾサージェリーという超音波機器を今年導入してから、歯周外科がそれまでよりもスピーディーに行えるようになりました。前歯の審美障害と歯周治療希望で来院された患者さんです。犬歯の下がった歯肉は完全でなくてもある程度カバーできればいいというご希望だったので歯肉移植はしませんでした。その労力が省けた分、歯周組織再生療法を同時に行うことができました。術式も今年の3月に学んだばかりの方法で行いました。術後まだ10日なので歯肉の形は落ち着いていませんが、数か月待ってブリッジの型取りに行ければと思います。いつも準備やアシストをしてくれるスタッフには本当に感謝です。とても一人ではできないと常々思います。(長谷川)

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奥歯のインプラント

 奥歯のインプラントのケースです。インプラントを埋入するには骨が不足していましたが顎骨のすそ野の部分でのインプラントの初期固定は可能と判断しました。予定通りインプラントが露出した部分には骨造成も一緒に行いました。骨とインプラントがくっつく時期、すなわちオペから3か月後に被せものを装着しました。固定が困難と予想される場合には骨造成のみを行い、6か月以上新しく骨が熟成するのを待ってからインプラントを入れて、さらに3か月後に被せものなので、初期固定ができるかできないかで治療期間は大きく変わります。(長谷川)

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出っ歯を矯正治療以外で何とかして欲しい

 40歳男性の方です。出っ歯が気になるので引っ込めたいとの事で来院されました。矯正治療も提案しましたが、健康な歯を削ってもいいから被せもので何とかならないかとの事でした。何かを得るには、別の何かを失う、犠牲になる。これは歯科治療においても頻繁に遭遇するジレンマです。患者さんは結果的に長年の悩みが解消されたと喜んでおられました。積極的にはやりたくない治療ですが、患者さんの喜ぶ様を見ていると自分の物差しだけでは測れないニーズがあることを思い知らされました。よく自分が受けたい治療を患者さんに提供するという業界のセリフがありますが、ケースによっては、そうでないこともあるのではないでしょうか。写真左が術前模型、右が術後模型です。(長谷川)

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崩壊しているかみ合わせをどう再建するか?

60歳男性の方です。様々な理由で歯医者に行けず放置した結果、さすがに見た目が悪いし噛めなくなったとの事で来院されました。どの歯を抜いて、どの歯を残すか。保険外の費用はある程度かかってもよいがインプラントは希望しない。入れ歯は入れたことがない。血液サラサラの薬を飲んでいるため1度に抜歯する本数が止血困難なため限られる。3次元的にどうかみ合わせを再現するか。様々な要素を考慮しながら進めていきます。やがては総義歯に移行せざるを得ないものの、とりあえずの形を作ります。抜歯した後の歯茎がきれいになったら新たな治療計画を立てます。左上写真は術前、右上写真は蝋義歯試適時、左右下写真は模型を分析し3次元的にかみ合わせをどう構築するか分析しているところです。「たいへんな患者が来たなと思ってるでしょ先生。」と患者さん。いえいえ、なかなかどうして純粋に治療計画で考えさせられて悩むことには、やりがいを感じます。やられる患者さんの方が大変でしょうけど。(長谷川)

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咬合研究会定例会

 5月19日、20日は阿部晴彦先生や南カリフォルニア大学教授のソーシン先生らの名を冠したSAEY咬合研究会定例会が開催されました。総義歯の難症例のケース(歯茎に入れ歯が当たって痛くて噛めない)がいくつか提示されました。骨が尖っているところは外科処置で削らないと痛みがとれないことがあります。また足立区で開業され若手で優秀なF先生から咀嚼効率を計測する方法が紹介され大変参考になりました。総入れ歯で苦しんでいる患者さんに、もっと貢献できるように研鑽を積みたいと思います。(長谷川)

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咬み合わせ研究会セミナー

 5月12日、13日は東京神田で阿部晴彦先生のセミナーが行われました。再受講生の方々のために私の過去に行った総義歯の症例を提示しました。若い世代の方が、手法をどんどん取り入れて活発な討論ができればいいなと思います。積極的に症例を出して、修正すべきところを指摘されたら、次回までにそうして、また見せる。そんなサイクルがどんどん出てくるのが理想だと思います。こちらも勉強になります。写真は下顎総義歯例の裏側です。(長谷川)

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サイナスリフト

2002年ミシガン大学で研修した上顎洞底挙上術(サイナスリフト)は上顎臼歯部にインプラントを入れたいが骨が足りない為、副鼻腔内に人工的に骨を造成する手術です。今日も無事に行うことができ、協力してくれたスタッフや患者さんに感謝です。(長谷川)


術前のレントゲン


骨窓を開ける


内側の粘膜を破らないようにはがす


骨補填材を入れる


吸収性膜で骨窓を覆う


術直後レントゲン

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まだ仮歯ですが・・・

 ノンフィクション作家の方。病院歯科でかかったが、痛みがとれないのと、左上は骨がないのでインプラントは無理だと言われて来院されました。痛みがなくなった後、全体的に治したいとのことで治療中です。阿部晴彦先生が開発した器具(最下段の写真)を駆使して理想的な咬み合わせになるように仮歯を作りました(上2段、左が術前、右が仮歯)。骨が足りないところはサイナスリフトと呼ばれる造骨処置を私が昨年行い、近々インプラント埋入予定です。仕上がりが患者さんも私も楽しみです。(長谷川)

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