松翁会歯科診療所
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Shouohkai Dental Clinic

骨形成タンパクはインプラント周囲炎を救えるか?

<このブログの文責は長谷川です。ブログを読んで相談希望される方は予約時に長谷川を指定してください。>



 米国歯周病学会誌に掲載されていたケースリポート。遺伝子組み換えで合成された骨形成タンパクをインプラントを支えている骨が溶けてしまった患者さんに使用したら、また骨が回復し、インプラントを救済することができたというものだ。
 10年以上前に、日本のある大手製薬会社と、某国立大学歯学部が共同で骨形成タンパクを使って骨を造る研究がなされたことがあった。インプラント学会などで発表されたことはあったが、臨床で応用されることなく、話が消えていったように記憶している。数年前に私の後輩で大学研究室にいるN先生に聞いたところ、「合成骨形成タンパクは犬の実験ではたくさん骨ができるんですが、ヒトではさっぱりなんですよ。」とのことであった。したがって、このたんぱく質の話が出てきたのは、私の知っている限りでは久しぶりである。1ケースのみの症例報告であるので、普遍性のあるテクニックかどうかは、これからということだそうだ。信頼性のあるインプラント周囲炎救済レシピの研究が、これからも進んでほしい。(長谷川)

投稿日:2011年8月14日  カテゴリー:アメリカ歯周病学会誌から, インプラント