松翁会歯科診療所
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Shouohkai Dental Clinic

総入れ歯には総入れ歯の形がある


 上が総入れ歯の方でした。金属床義歯が入っていましたが、よく割れる、よく噛めないとの事でした。いろいろ調べてみると形状に問題があることがわかりました。治療用義歯をこしらえて、裏側に粘膜調整材を敷いて、最適な形状を探っていきます。それを基に最終義歯を完成させました。患者さんは良く噛めるようになったとおっしゃいましたが、今はその状況をある程度客観的に確かめることができる時代です。グルコース入りのグミを噛んで粉砕することによりその溶出量で咀嚼効率を測る検査では数値の向上が確認できました。また特殊なセンサーが入ってフィルムを咬んで調べる咬合力検査でも数値の上昇が認められ左右のバランスも改善されたことが確認できました。総入れ歯制作の難易度は症例によって異なりますが、形状には共通した特徴があります。良いイメージの頭への定着は、達人の匠の技を何度も目の前で見て、自分で経験を積まないと難しい気がします。デジタル義歯なるものも開発が試みられているようですが、まだまだ実用的ではありません。経験等積み上げてきたものを大事にしつつ、かと言ってそれに固執過ぎず新しいものをどのタイミングで取り入れるのか。だんだん頭が固くなってくる年齢なので、どこまで柔軟に対応できるのか。いろいろ考えてしまいます。

投稿日:2020年9月9日  カテゴリー:総入れ歯, 総義歯